「外国人への多言語災害情報伝達システムの実証運用試験」報告書

「もてなしと共生のための情報対策協議会」(事務局:近畿総合通信局)が実施する「外国人のもてなしと共生のためのネットワーク基盤」運用実証試験において、当研究所が情報通信C グループ(住民向け。自治体、外国人コミュニティ)の事務局を担当し、2自治体(京都府京丹後市、大阪府箕面市)と3外国人コミュニティ(大阪府在住の英語圏住民、スペイン語圏住民、ベトナム人住民)を対象に2019 年6 月14〜19 日にスマートフォンアプリ「Portable News」を通じた災害情報の試験配信を実施しました。

配信後、オンラインアンケートを行い18 件の回答があり、配信内容はよく理解できたがアプリはやや利用しづらい、普段の災害情報取得はSNS が多い、等の傾向が表れた。また、ペルー人とベトナム人のコミュニティリーダーにインタビューを行い、外国人住民の防災意識等について知見を得ました。詳細は報告書をご参照ください。