1995年1月17日未明に発生した「阪神・淡路大震災」において被災外国人への多言語情報提供や相談活動を行った「外国人地震情報センター」は、同年10月に「多文化共生センター」として再スタートし、日本における多文化共生社会づくりの一翼を担いました。
当研究所は「多文化共生センター」の資料を継承しており、1995年当時からの記録を保管しています。現在、「外国人地震情報センター」の記録を「多文化共生アーカイブ(1)」として公開しています。今後、「多文化共生センター」の記録を中心に、30年近くにわたる多文化共生資料アーカイブを構築する予定です。
外国人地震情報センター資料集 https://diversityjapan.jp/archive/feic/
また、2025年の「阪神・淡路大震災」30周年に向けて、多文化共生社会の新たなあり方を探り提言として発表することも検討しています。当ページにて順次、取り組みをお知らせしていきます。