代表理事

田村 太郎 (たむら たろう)

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 兵庫県伊丹市生まれ。阪神大震災直後に外国人被災者へ情報を提供する「外国人地震情報センター」の設立に参加。
95年10月、同センターの「多文化共生センター」への改組に伴い事務局長に就任。1996年から1997年4月から2004年3月まで代表として同センターの成長に居合わせた。また復興まちづくりに取り組むキーパーソンのネットワーク「神戸復興塾」事務局長や兵庫県「被災者復興支援会議」の委員として、阪神・淡路の復興に尽力。
2004年4月からIIHOE研究主幹として、NPOのマネジメントサポートや自治体との協働にテーマを移し、非営利民間の立場から地域社会を変革するしくみづくりに取り組み、2007年1月から「ダイバーシティ研究所」代表として、CSR(企業の社会責任)におけるダイバーシティ戦略や自治体による多様性配慮のための施策づくりに携わる。
2011年3月東日本大震災を受けて内閣官房に発足した「震災ボランティア連携室」で企画官に就任。被災地のニーズ把握や震災ボランティア促進のための施策立案に携わった。2012年2月の復興庁設立に伴い「上席政策調査官」、14年4月からは「復興推進参与」として官民連携や住民参加型の復興まちづくりの推進にも取り組んでいる。

【現在の主な役職】

  • (一財)ダイバーシティ研究所 代表理事
  • (特)多文化共生マネージャー全国協議会 副代表理事
  • (特)神戸まちづくり研究所 副理事長
  • (一社)RCF 理事
  • (一社)関西経済同友会 幹事
  • 復興庁 復興推進参与

【近年の主な社会活動】

  •  外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議「外国人との共生社会の実現のための有識者会議」構成員(2021年)
  •  法務省出入国在留管理庁「総合的な支援をコーディネートする人材の役割等に関する検討会」構成員(2022年)
  •  総務省「多文化共生の推進に関する研究会」ほか 構成員(2005年〜2021年)
  •  苫小牧市都市再生アドバイザー(2023年〜)
  •  京丹後市「多文化共生推進プラン策定委員会」アドバイザー(2014年〜)
  •  福井県「多文化共生推進プラン策定委員会」委員(2020年)
  •  関西経済同友会「ダイバーシティ&インクルージョン委員会」副委員長(2022年) ほか

【著書】

  • 『持続可能な生き方をデザインしよう』(高野雅夫編著・明石書店・2017)
  • 『企業と震災―結び目が生んだ25のストーリー』(日本財団編・木楽舎・2012)
  • 『つないで支える。災害への新たな取り組み』(「つなプロ」報告書編集委員会・亜紀書房・2012)
  • 『好きなまちで仕事を創る』(ETIC.・TOブックス・2005)
  • 『多文化共生キーワード事典』(多文化共生キーワード事典編集委員会・明石書店・2004)
  • 『自治体施策とユニバーサルデザイン』(波田永実編・学陽書房・2002)
  • 『多民族社会ニッポンとボランティア活動』(田村太郎・明石書店・2000)
  • 『阪神大震災と外国人』(外国人地震情報センター・明石書店・1996)     など