メールマガジン 2017.4月号

当研究所の活動や「ダイバーシティ」についての情報を月刊でお届けしています。

◆◆━━━━━━━━━━━━━ http://www.diversityjapan.jp
Diversity = Energy for Community & Organization
ダイバーシティ研究所◆メールマガジン Vol.128
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [2017.4月号]

新年度が始まりました。入社式のニュースの中で、今年は長時間労
働の抑制など、働き方改革に関する話題が多かったように思います。
学校の入学式のニュースでは、国際基督教大学の学長による「人権
侵害のない大学を目指して」宣言が素晴らしかったのでご紹介しま
す。学生も教員も、多様な背景を持つ人が多い環境ならではの先進
性ですが、本来は、どこの大学、職場でも、自らのアイデンティテ
ィーや立場のために嫌な思いをしなくてすむ場であって欲しいと思
います。 http://www.icu.ac.jp/news/170327_1.html

「ICUは、世界人権宣言の精神を基礎とする大学として(中略)人権
侵害のない教育・研究・就労環境を整え、誰もが安心して過ごせる
キャンパスを確保する責任があると考えています。ゆえに、ジェン
ダー、人種、国籍、出自、宗教、年齢、性的指向、性自認、性表
現、障がいなどに基づく差別や、地位・立場を利用したあらゆるハ
ラスメントは、形態の如何に関わらず許しません。」

LGBT関連では、5月6日、7日に東京で日本最大の野外LGBTイベン
ト、東京レインボープライドが開催されます。 日本全国から数万人
が集まり、渋谷の街をパレードします。私も参加予定ですので、お
近くの方は是非遊びにきてください。数万人のLGBTやその支援者を
一度に目にする機会は、日本ではなかなかありません。一度体感す
ると、LGBTとはこういう人たち、という思い込みから解放され、世
界の見え方が変わる、かもしれません。
(東京レインボープライド http://tokyorainbowpride.com/ )

当研究所 理事
特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ 代表
村木 真紀

◆事業紹介◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
– ダイバーシティ研究所で展開中の事業を毎号1テーマご紹介

【ITシステム事業】
当研究所では昨年度から、多言語情報提供サービスを行ってきた
(株)グローバルコンテンツと経営統合し、多言語情報提供ITシステ
ム事業を継承しています。そのいくつかをご紹介します。

一般財団法人自治体国際化協会が提供している外国人住民向け多言
語生活情報アプリの開発と運用を担当しています。これは日本語と
やさしい日本語を含む14言語による日本での生活情報全般をスマー
トフォンアプリ化したもので、同時に緊急地震速報の多言語情報提
供も実現しています。緊急地震速報の配信を受けると、あらかじめ
登録しておいた震度や震源地の各言語による文言を組み合わせるこ
とで、多言語による表示をアプリ上で実現しています。2014年3月
の配信開始以来、1万人以上の方に利用いただいており、14言語で
の緊急地震速報提供は現在でも他に例がありません。詳細は
http://www.clair.or.jp/tagengo/ をご覧ください。

自治体等による外国人住民への多言語情報提供を支援するための多
言語メール配信サービスもいくつかの自治体や地域国際化協会へ提
供しています。特に三重県津市危機管理課で稼働中のシステムでは、
災害時における避難指示や勧告を該当地域、避難所名も含めた告知
メールとして多言語(英語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ
語、中国語、やさしい日本語の6言語)で提供しています。台風や
水害で年に何回かの配信があり、外国人住民の速やかな避難行動を
促すための情報ツールとして評価を得ています。詳細は
http://www2.bosai.city.tsu.mie.jp/bousai/2012/06/post-77.html
をご覧ください。

今後も新たな技術を活用して多様な人々の生活をより安全・快適な
ものにするためのシステム開発に取り組んでいければと考えています。
◆お知らせ1 田村登壇のイベント案内◆━━━━━━━【転送歓迎】

■指定都市市長会シンポジウム in 仙台・・・4/19(水)締切
助け合いの力が日本を救う「都市間支援」で大災害に立ち向かう!

日本各地で災害の発生が続く中 地域を越えた「助け合い」がなくて
はならない力になっています。自治体相互の応援に 市民・団体・学
生などの支援も加わり 様々なレベルで支援力を高めながら将来の災
害に備えることの大切さを話し合います。

基調講演:過去の大震災と来るべき巨大地震―人と技術・情報の備え―
東北大学災害科学国際研究所所長 津波工学研究分野教授 今村文彦
パネルディスカッション:
コーディネーター:河北新聞社 防災・教育室長 武田真一
パネリスト:(一財)ダイバーシティ研究所 代表理事 田村太郎
神戸市長 久元喜造
仙台市長 奥山恵美子

日時:4月26日(水)14:00 – 16:30(開場13:30)
会場:仙台国際センター展示棟展示室1(地下鉄東西線「国際センター駅」下車すぐ)
申込み:電子メール、ファックス又は郵便でお申込みください。
(託児希望の方は電話連絡要)
〈記入事項〉(1)お名前 (2)ご所属など (3)手話通訳が必要な場合はその旨
〈メールアドレス〉mac001620@city.sendai.jp
〈ファックス〉022-214-8037
〈郵便・お問合せ〉〒980-8671 仙台市青葉区国分町3-7-1
仙台市まちづくり政策局政策企画課(TEL022-214-5226)
主催者URL:http://www.siteitosi.jp/conference/honbun/h29_04_03_01.html
■熊本地震におけるコミュニティ復興支援事業 キックオフフォーラム
「仮設住宅でのコミュニティ形成と住民参加の復興まちづくりを考える」

熊本城の歴史ある城下町から住宅や田畑が広がる益城町などの郊
外地域、さらには中山間地域の阿蘇と、熊本地震の被災地は多様な
地域特性があり、また被災状況も異なります。熊本地震から1 年が
経ち、復興に向かう フェーズにあるいま、仮設住宅でのコミュニテ
ィ形成と住民参加の復興まちづくりという2つのテーマで、過去の被
災地の経験に学びながら復興を進める地元の活動を応援する新たな
プログラムがはじまります。

本フォーラムでは、このプログラムで支援する6つの活動につい
て、現在の課題やこれからの計画を発表し、これからの復興の道の
りを歩むうえでどのような事業が有効かをともに考えたいと思いま
す。地域住民や自治体、支援団体などの関係者の皆様のご参加を心
よりお待ちしています。

プログラム
事業概要の説明:(一財)ダイバーシティ研究所 代表理事 田村太郎
モデル事業の紹介:コメンテーター 人と防災未来センター上級研究員 小林郁雄
進行:田村太郎
6つの支援先団体から活動紹介とアドバイザーによる解説

日時:平成29年5月13日(土)14:00 – 17:00(開場:13:30)
会場:五福公民館4階 ホール(熊本市中央区細工町2 丁目25)
参加費:無料
定員:先着100名 ※5/8(月)締切
お申込:熊本地震コミュニティ復興キックオフフォーラム事務局
((一財)ダイバーシティ研究所)まで
E-mail(apply@diversityjapan.jp)またはFax(03-6390-7850)
〈記入事項〉お名前(ふりがな)・ご所属(差支えない範囲でお知らせください)
主催:日本財団
お問合せ:熊本地震コミュニティ復興キックオフフォーラム事務局
((一財)ダイバーシティ研究所) Tel:03-6233-9540

◆お知らせ2 関連団体の研修会案内◆━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

■ソシオ・マネジメント・スクール2017年夏季コース
「自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築」in岡山
「協働推進ロードマップ」の作成を通して、 各自治体における協働
の課題に向き合い、取組みを着実に進めていきましょう!

<2016年受講者の声より…>
*これまでの取り組みを見直し、同時に次へ進む具体的な方向性に
ついて考えることができました。
*今後の協働の進め方をじっくり考え、動き出すきっかけになる研修
だと思います。

【対象】自治体行政の協働推進担当管理職・中間支援機関の役員の方々。
*地域は問いません。ただし、同一地域から2名以上のご参加が必須です。
【日時】第1回: 5/16(火)10時30分 – 20時※
第2回:10/10(火)13時 – 15時45分(全2回)
※第1回のみ、「小規模多機能自治の担い手の育成・支援と、その基盤づくり」
と合同開催となります。
【会場】岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(ゆうあいセンター)
大会議室(北区南方2-13-1 きらめきプラザ2F)
【受講料】1地域(2名):20,000円(税別)
*受講料には、第1回の昼・夜の軽食代を含みます。
*同地域から3人目以降は、お1人につき5,000円(税別)にてご参加いただけます。
*受講料には、3回分の昼・夜の軽食代を含みます。
【主なトピック】
協働から総働へ/協働の必要性の再確認/ベスト・プラクティスから学ぶ
/協働推進ロードマップの作成
【講師】川北秀人(IIHOE代表者)
【主催】IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
【共催】日本財団CANPANプロジェクト、(特)岡山NPOセンター、
中国5県中間支援組織連絡協議会

【お申し込み】下記項目にご記入の上、office.iihoe@gmail.com にお送りください。
締め切りは、2017年5月9日(火)です。
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「自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築in岡山」参加申し込み
・ご所属組織体名:
・請求書・領収書お宛名(上記と異なる場合):
・連絡先電話番号:
・連絡先メールアドレス:
・請求書送付先住所:
・(参加者1)役職とお名前:
・(参加者2)役職とお名前:
*3名以上のご参加も可能です。
・備考
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
*通常、お申込みいただいてから2日以内に受領のご連絡をメールでお送りします。
誠に恐れ入りますが、未着の場合はご一報ください。

★本スクールの情報については、以下をご参照ください。
http://blog.canpan.info/iihoe/category_30/1
★お問合せは、以下にお願いいたします。
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
Eメール:office.iihoe@gmail.com 電話:03-6280-5944
■ソシオ・マネジメント・スクール2017年夏季コース
「小規模多機能自治の担い手の育成・支援と、その基盤づくり」in岡山
「小規模多機能自治とは何か?」を知るだけでなく、実際にみなさんの
地域で始め、進化させていきましょう!

<2016年受講者の声より…>
*実例が多く、数字や根拠がしっかりしているので、自分のポジション
を再認識することができます。
*より良い社会づくりを担う経営=ソシオ・マネジメントにおける
重要なトピックを、理論と実践を短時間で一気に学べる素晴らしい場です。

【対象】地域運営組織・地縁団体・地域づくり団体等、地域運営にかかわる方
【日時】
第1回:5/16(火)10時30分 – 20時※、
第2回:10/10(火)16時 – 18時45分(全2回)
※第1回のみ、「自治体における協働の定義・しくみ・進め方の再構築」
と合同開催となります。
【会場】岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(ゆうあいセンター)
大会議室(北区南方2-13-1 きらめきプラザ2F)
【受講料】お1人11,000円(税別)
*受講料には、第1回の昼・夜の軽食代を含みます。
*同地域から2人目以降は、お1人につき5,000円(税別)にてご参加いただけます。
*受講料には、3回分の昼・夜の軽食代を含みます。
【主なトピック】
小規模多機能自治の事例/小規模多機能自治を進める施策と、しくみづくり/
地域の人口構成の予測/行事・会議・組織の棚卸し
【講師】川北秀人(IIHOE代表者)
【主催】IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
【共催】日本財団CANPANプロジェクト、(特)岡山NPOセンター、
中国5県中間支援組織連絡協議会

【お申し込み】下記項目にご記入の上、office.iihoe@gmail.com にお送りください。
締め切りは、2017年5月9日(火)です。
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「小規模多機能自治の担い手の育成・支援と、その基盤づくりin岡山」参加申し込み
・ご所属組織体名:
・請求書・領収書お宛名(上記と異なる場合):
・連絡先電話番号:
・連絡先メールアドレス:
・請求書送付先住所:
・(参加者1)役職とお名前:
・(参加者2)役職とお名前:
*3名以上のご参加も可能です。
・備考
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
*通常、お申込みいただいてから2日以内に受領のご連絡をメールでお送りします。
誠に恐れ入りますが、未着の場合はご一報ください。

★本スクールの情報については、以下をご参照ください。
http://blog.canpan.info/iihoe/category_30/1
★お問合せは、以下にお願いいたします。
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
Eメール:office.iihoe@gmail.com 電話:03-6280-5944

■ダイバーシティ推進とLGBT  – 企業の先進的取組事例から –
総務・人事・人権・CSR関係担当者必見!!
「ダイバーシティ推進とLGBT  – 企業の先進的取組事例から – 」を開催します!
参加者の皆さんがグループディスカッションを行います。

– 構成 –
講義Ⅰ:「ダイバーシティ推進とLGBT」
村木真紀(特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ代表)(60分)
講義Ⅱ:「企業の取組事例発表と参加者によるグループディスカッション」
(1)事例発表2社(約40分)
楽天株式会社
株式会社ラッシュジャパン
(2)グループディスカッションと発表(約60分)
(3)質疑応答(約10分)

日時:4月21日(金)13:30 – 16:40(受付13:00)
会場:(公財)人権教育啓発推進センター
多目的スペース(東京都港区芝大門2-10-12)
地図はこちら → http://www.jinken-library.jp/access
募集人数:30名(先着順)
対 象:管理職、経営者、研修担当者等 ※企業以外の方も受講いただけます。
受講料:無料(事前申込制/先着順)

申込方法:次の事項をご記入のうえ、下記Eメールアドレス宛にお送り下さい。
(1)「4月21日 企業向け人権研修申込」 ※メールの件名にご記入下さい。
(2)お名前(ふりがな)
(3)ご所属(組織名、部課局名)
(4)連絡先住所
(5)電話番号
(6)FAX番号
(7)Eメールアドレス
(8)当センターでは、人権に関する各種資料の制作・販売、研修会や
シンポジウム等の各種イベント等に関する情報提供を行っています。
*情報提供をご希望の方は、「情報提供を希望」とお書きください。

●お問い合わせ先
公益財団法人人権教育啓発推進センター 「企業向け研修係」
TEL:03-5777-1802 / FAX:03-5777-1803
Eメール:kenshu_g@jinken.or.jp
URL:http://www.jinken.or.jp/

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