災害時に避難者を受け入れる可能性のある施設の管理・運営者のための

災害時施設運営管理者研修(Web版)

指定管理事業者様、公共施設管理の行政担当者様、地域の防災に関わる皆さまへ
災害時施設運営管理者研修(Web版)は、(一般)ダイバーシティ研究所が提供する施設の管理に携わる方々に習得していただきたい「災害に関する基礎知識」を学ぶeラーニング講座です。施設の立地環境や学習者に合ったコースを選択し、オンラインによる学習を進めることができます。

施設管理に関わる以下のような方々を対象としています。

  • 指定管理により施設運営を行っている方
  • 避難所の指定や帰宅困難者の受け入れの施設運営を行っている方
  • 体育館、会議室、集会スペース、情報コーナー、ロビーなどがある施設の方
  • 公民館、文化ホール、運動施設に勤務している方
  • 学校関係者、防災や災害支援に関心のある方  など

詳細説明書:PDF

コース一覧

〇基礎コース
1.(学習)日本における災害時対応の現状
近年の災害の様子や社会の変化など、災害時対応の基礎知識を学ぶプログラムです。
2.(学習)避難所の役割と避難生活における課題
避難所の役割や避難者の様子、避難生活の課題を学ぶプログラムです。
3.(ワーク)地域と施設の災害に関する情報
災害時対応の視点から、地域や施設の情報を取りまとめるワーク学習です。

〇応用コース
1. (学習)施設管理者に求められる対応
災害時に避難者を受け入れる可能性がある施設の備えの方向性を学ぶプログラムです。
2.(ワーク)避難者とニーズの予測
地域の避難者数や必要物資の量を予測し、対応策の検討に取り組むワーク学習です。

災害時施設運営管理者研修(Web版)の特徴

学習者が学習時間を自由に設定できるオンライン学習の特性を活かし、学習者が主体となって施設や地域の状況に応じた災害対応を検討できる組み立てになっています。

■教材での学習とワークの組み合わせ
教材では、災害時対応の基本的な知識を学習します。学習の内容に応じたワークは、施設の状態や周辺環境、地域の様子を調べる内容です。学習とワークを通して、災害時に起こり得る状況の想定ができるようになっています。

■施設管理者が知っておきたい対応のポイント解説
避難者を受け入れる可能性がある施設管理者は、災害発生直後のポイント、長期の受け入れのポイントを知っておくことが望ましいです。本プログラムでは、発災直後に特に重要となるライフライン停止時への備え、運営体制の備えのポイント、長期の受け入れに特に重要となる「6つの指標」について解説しています。

■学習を証明するプログラム修了証を発行
各コースの学習・ワークを終了し、確認テストをクリアすると、受講者氏名を記載した「受講修了証」を発行(画像のダウンロード)します。

学習者の業務に適合したプログラムを提供

避難所の指定の有無や災害時対応の流れを確認して、学習者が求めている学習内容を組み合わせることができます。

〇災害時対応の時系列で対応しているプログラムを確認する

施設に応じた推奨コース
災害が発生した時、管理している施設が避難所に指定されておらず、市町村のハザードマップで発生した災害の危険地区に入っている場合や、施設の破損が大きく危険な場合は、利用者や避難者を受け入れずに施設閉鎖を行います。

ハザードマップの危険地区に入っていない施設は、状況によって施設閉鎖をしたり避難者を受け入れない判断をしますが、避難者受け入れの可能性を否定せず、備えを進めておくことが望まれます。

〇避難所の指定がなく、施設が危険地区にある場合
災害時対応に関する基本的な知識を学び、災害時対応の観点から地域の状況を知っておくことをお勧めしています。
推奨コース:基礎コース

〇避難所の指定を受けている、避難所の指定はないが危険地区に入っていない場合
避難者を受け入れる可能性に備え、災害時の様々な予測や避難者対応の考え方についての知識習得、施設の状態をチェックすることをお勧めしています。
推奨コース:基礎コース、応用コース、施設準備状況チェックシステム

学習者に応じてコースを選択する
受講者の施設内の役割に応じて、コースを選択していただけます。

  基礎コース 応用コース
施設長、管理責任者等
全ての施設職員  

(お申し込み例)
〇〇センター
・基礎コース 4名受講(うち2名が応用コースも受講)
・応用コース終了者のうち1名が「施設準備状況チェックシステム」を利用

お申込みから学習の流れ

受講料・受講期間
基礎コース: 3,500円/人(税抜)
応用コース: 3,500円/人(税抜)
いずれも学習開始から3か月間を受講期間とします

受講形態
インターネット接続しているPC、タブレット、スマートフォンからオンライン学習サイトへアクセス
※ワークではファイルの保存と表計算ソフトが必要です

お申込みから学習の流れ
1.下のお申込みフォームで以下の項目を記入してください
・お名前(研修申込みご担当者様) (必須)
・メールアドレス (必須)
・電話番号 (必須)
・団体名
・部署名
・郵便番号(請求書ご送付先) (必須)
・住所 (請求書ご送付先)(必須)
・基礎コース、応用コースの受講人数

2.フォーム送信後、自動でメールが返信されます。添付の詳細説明書を確認いただき、注文書と受講者リストを作成し返送してください

3.受講者リストをもとに学習者登録を行います。登録が完了すると各受講者に案内メールが配信されます。

4.案内メールの配信日から3か月間が受講期間となります。それまでに学習を終えてください。

5.最後に確認テストがあり、合格すると受講者氏名を記載した「受講修了証」を発行(画像のダウンロード)します。