メールマガジン 2017.3月号

当研究所の活動や「ダイバーシティ」についての情報を月刊でお届けしています。

◆◆━━━━━━━━━━━━━ http://www.diversityjapan.jp
Diversity = Energy for Community & Organization
ダイバーシティ研究所◆メールマガジン Vol.127
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [2017.3月号]

「他者へ配慮すること」

NPO、ソーシャル・ビジネス等の言葉を表面的にしか知らずに入所
した4月からもうすぐ1年が経ちます。私は尼崎市役所から1年間派
遣という形で所属しています。あと1ヶ月しかないのが信じられな
いくらいあっという間でした。

この1年間は様々な出来事や出会い、驚きがありました。中でも最も
衝撃的だったのが「熊本地震」での対応でした。入って間もない頃、
昨年度の事業で何をしていたのかを把握するため、事業報告書を作
成していました。しかし4月に熊本地震が発生しました。それからは
災害対策本部が出す資料や現地調査結果の分析作業を行ったり、実
際に現地に行って避難所をまわったり、災害現場での活動を行いま
した。

現地入りしての初日は想像以上の過酷さでした。当研究所は(公財)
日本財団からの委託を受け、益城町の避難者への聞き取り調査を中
心に活動していました。その調査のために、調査員を募集し、調査
方法を検討し、説明を行い、現地への誘導手段、備品、受付等々全
てを行うので、膨大な仕事量がありました。経験のない私は受付リ
ストなど、比較的簡易なお仕事しか出来ませんでしたが、緊張した
現場の中、自分で考え行動する貴重な経験となりました。

それからしばらく熊本地震に関するお仕事をやらせていただきまし
たが、非常に大事なことは「他者へ配慮する」ということでした。
配慮がないと避難所で命を亡くす災害関連死の被害を防ぐことはで
きません。災害時の余裕がない中で他人に配慮をするのは非常に高
いハードルかもしれません。

しかし、配慮する行動により共助が生まれ、大きな力になります。
また1人で出来ることは限られています。そして「他者への配慮」は
災害時でない時にも重要だということを知りました。たとえば普段
の仕事でも他者への配慮をすることにより、協力体制を構築でき、
一人で仕事を行うよりも良い仕事が可能になります。子どもの時に
「人の気持ちを考えて行動しなさい」とよく学校の先生が言われて
いましたが、その重要性を改めて感じました。

研究員 平成28年度外部研修生(兵庫県尼崎市)阿山 恭正
◆事業紹介◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
– ダイバーシティ研究所で展開中の事業を毎号1テーマご紹介 –

【ダイバーシティに関する調査・研究事業】
ダイバーシティ研究所では2007年の設立以来、さまざまな調査・研
究に携わっています。設立当初はCSR(企業の社会的責任,
Corpration Social Responsibility)の現状把握と社会的浸透を目的
に「CSR報告書情報開示度調査」や「市民が選ぶCSR大賞」運営等
を実施してきました(日本財団より受託、2007年 – 2011年)。

また、人口変動に伴う社会のあり方として「多文化共生・社会統
合」を考える「人口変動の新潮流への対処」事業(笹川平和財団よ
り受託、2008年 – 2010年)への参画や、国際交流基金と欧州評議
会によるシンポジウム「インターカルチュラル・シティと多文化共
生」(2009年)のコーディネートを受け持つなど、多文化共生分野
においても先駆的な事業に関わってきました。

ダイバーシティ分野においては2009年に「自治体におけるダイバー
シティ度調査」を実施しており、早い時期から企業だけでなく社会
全般に「ダイバーシティ」を定着させるための基礎的な調査・研究
に取り組んできました。2011年の東日本大震災以降は、被災者支援
活動から見えてきた災害弱者支援のあり方を自治体等からの委託に
より調査・研究し、研修等を通じて対応できる人材を育てる事業も
大きなウェイトを占めています。

昨年から「企業のダイバーシティ推進度取り組み調査」を開始し、
従来、女性活躍に偏りがちな企業でのダイバーシティ施策を転換す
べく、さまざまな働き手がさまざまな働き方のできる企業のあり方
を調査・研究しています。現在、基礎調査を終えて分析に取りかか
る段階に来ていますので、今後、当メルマガやWebサイトを通じ
て、その結果をお知らせしていきたいと考えています。

*当研究所の事業実績はWebサイト
http://diversityjapan.jp/about-us/ をご覧ください。
◆お知らせ1 防災フォーラム案内◆━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

■防災フォーラム「今、地域に求められる災害対応力」
– 避難所で被害を 拡大しないために –
日時:2017年3月14日(火) 13:30 – 17:00(開場13:00)
場所:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」大ホール
参加費:無料
お申込み: Web サイト(http://diversityjapan.jp/)
またはメール: apply@diversityjapan.jp 、
FAX03-6233-9560 にて氏名、所属・役職、
TEL・FAX、 参加者数・E-mail をご記入の上、
「3 月 14 日防災フォーラム参加希望」と明記
してお申込みください。
参加費:無料

Introduction:大災害と社会の変化 – 阪神・淡路大震災から熊本地震 –
ダイバーシティ研究所代表理事/復興庁復興推進参与 田村太郎
第1部:熊本地震における支援活動報告
ダイバーシティ研究所研究主幹 伊知地亮
第2部:パネルディスカッション
「今、地域に求められる災害対応力 – 避難所で被害を拡大しないために -」
登壇者 : 吉村静代(益城だいすきプロジェクト「きままに」代表/益城町
テクノ仮設団地自治会長)、村野淳子(大分県別府市企画部危機管理課)、
橘清司(総務省大臣官房企画課 課長補佐)、筑紫利之(静岡県危機管理部
危機情報課 課長、コーディネータ:青柳光昌(日本財団ソーシャルイノベー
ション推進チーム 上席チームリーダー)

*詳細は http://diversityjapan.jp/forum20170314/ を参照ください。
◆お知らせ2 田村登壇のイベント案内◆━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

■震災復興支援イベント「3.11from KANSAI 2017」
被災地を越えて考える、日頃の備えや支え合う地域づくり
「わたしたちの6年 つながる・そなえる・ささえあう」

日時: 2017年3月11日(土) メイン会場14時から、サブ会場12時15分から
会場: 梅田スカイビル タワーイースト36F
メイン会場・スカイルーム1、サブ会場・スカイルーム2
主催: 3.11 from KANSAI 実行委員会
内容:
メイン会場 第1部キーノートスピーチ「あれから6年 東北とつながる」
田村太郎(ダイバーシティ研究所 代表理事/復興庁 復興推進参与)
第2部パネルディスカッション
「そなえる、ささえあうpart1 – 被災地を越えて考える日頃の備え」
「そなえる、ささえあうpart2 – 多様な担い手で支え合う地域づくり」
サブ会場(スカイルーム2) 1日限りの写真展2017「わたしの見た3.11」
震災復興応援のための物販コーナー

*詳細は http://www.311-kansai.com/ を参照ください。

■尼崎ソーシャル・ドリンクスvol.29
「尼崎のソーシャル これまでとこれから」
尼崎に社会起業家や社会事業家を招いてお話を聞きながら交流。今回は
工藤啓(認定特定非営利活動法人育て上げネット理事長)
田村太郎(一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事)
能島裕介(特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー理事長・尼崎市参与)
船木成記(尼崎市顧問・博報堂ディレクター)
の4名が「尼崎のソーシャル これまでとこれから」をテーマにトークします。

日時: 2017年03月23日(19:00 – 21:30 開場18:30)
開催場所: イタリアンバー Noの(ノノ)(兵庫県尼崎市塚口町1-1-3)
参加費: 3,000円(税込)
定員: 45人(先着順)
申し込み終了: 2017年03月21日 23時59分まで
主催: 尼崎ソーシャル・ドリンクス運営事務局
*詳細は http://kokucheese.com/event/index/456252/ を参照ください。
◆お知らせ3 関連団体の研修会案内◆━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━

■ソシオ・マネジメント・スクール2017年夏季コース
「社会の課題解決・理想実現に挑む事業と組織の運営の基礎」
社会課題の解決のためには、どのように組織を整え、事業を進めれば成果に結びつくのか、
一緒に考え、着実に改善していきましょう!

<2016年受講者の声より…>
*頭の中が整理できました。組織運営を考える際のコツ、ヒントをたくさんいただく
ことができました。
*NPOでの理事会の運営について、今のあり方を大きく見直す機会となりました。
どんな社会をデザインしていくかを明確にし、それを一緒に実現していく仲間を集めます。
*日ごろなんとなく感じながらきちんと向き合ってこなかった課題にも向き合う機会を
いただきました。
*受講に際し、団体から複数名参加するのはとても効果的だった。学んだ内容の共有と
実現性が高まったし、記憶が鮮明になった。

【対象】
NPOや社会事業家など、社会の課題解決や理想実現に挑む事業の運営者の方々。
*活動分野や地域、組織規模の大小、法人格の有無は問いません。
ただし、各組織から2名以上のご参加が必須です。
【日時】
第1回:4/9(日)11時 – 20時、第2回:5/14(日)11時 – 20時、第3回:7/2(日)11時
– 20時(全3回)
【会場】
日本財団 2F会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
【受講料】
1団体(2名)30,000円(税別)
*3人目以降は、お1人につき5,000円(税別)にてご参加いただけます。
*受講料には、3回分の昼・夜の軽食代を含みます。
【主なトピック】
ニーズのアセスメントと発信/ビジネスモデルの開発と試行/理事(会)など経営陣の育成
【講師】
川北秀人(IIHOE代表者)
【主催】
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
【共催】
日本財団CANPANプロジェクト、(特)岡山NPOセンター、中国5県中間支援組織連絡協議会
【お申し込み】
下記項目にご記入の上、office.iihoe@gmail.com にお送りください。
締め切りは、2017年4月2日(日)です。
———————————————————————————————–
「社会の課題解決・理想実現に挑む事業と組織の運営の基礎」参加申し込み
・ご所属組織体名:
・請求書・領収書お宛名(上記と異なる場合):
・連絡先電話番号:
・連絡先メールアドレス:
・請求書送付先住所:
・(参加者1)役職とお名前:
・(参加者2)役職とお名前:
*3名以上のご参加も可能です。
・備考
———————————————————————————————–
*通常、お申込みいただいてから2日以内に受領のご連絡をメールでお送りします。
誠に恐れ入りますが、未着の場合はご一報ください。

★本スクールの情報については、以下をご参照ください。
http://blog.canpan.info/iihoe/category_30/1
★お問合せは、以下にお願いいたします。
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] Eメール:office.iihoe@gmail.com 電話:03-6280-5944

■ソシオ・マネジメント・スクール2017年夏季コース
「市民活動支援機関の立て直し」
NPOのみならず、地縁団体やボランティア団体など、さまざまなタイプの団体支援や
連携促進に必要なスキルを学び、支援プログラムを見直す機会にしましょう!

<2016年受講者の声より…>
*中間支援組織のあり方を改めて体系的にお話しいただくことで、自組織の
立ち位置を見直し、今後を考える上で有用な研修であった。川北さんの経験に
基づく事例紹介もふんだんに盛り込まれており、具体的なビジョンを考えるうえで役立った。
*組織として向き合っていくべきことを真剣に議論していくきっかけとなりました。
この成果を種に、大きく強く成長させていきたいと思います。

【対象】
市民活動支援機関の理事・事務局長・マネジャー
*支援分野や地域、組織規模の大小、法人格の有無は問いません。
ただし、各組織から2名以上のご参加が必須です。
【日時】
第1回:4/10(月)11時 – 20時※、第2回:5/15(月)11時 – 13時45分、
第3回:7/3(月)11時 – 13時45分(全3回)
※第1回のみ、「助成プログラムの最適化」と合同開催いたします。
【会場】
日本財団 2F会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
【受講料】
1団体(2名)20,000円(税別)
*3人目以降は、お1人につき5,000円(税別)にてご参加いただけます。
*受講料には、3回分の昼・夜の軽食代を含みます。
【主なトピック】
求められる姿勢と技能/地域・社会の未来からの逆算/重点支援対象にとって
効果的な支援プログラムの整備/理事(会)など経営陣の育成
【講師】
川北秀人(IIHOE代表者)
【主催】
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
【共催】
日本財団CANPANプロジェクト、(特)岡山NPOセンター、中国5県中間支援組織連絡協議会
【お申し込み】
下記項目にご記入の上、office.iihoe@gmail.com にお送りください。
締め切りは、2017年4月3日(月)です。
———————————————————————————————–
「市民活動支援機関の立て直し」参加申し込み

・ご所属組織体名:
・請求書・領収書お宛名(上記と異なる場合):
・連絡先電話番号:
・連絡先メールアドレス:
・請求書送付先住所:
・(参加者1)役職とお名前:
・(参加者2)役職とお名前:
*3名以上のご参加も可能です。
・備考
———————————————————————————————–
*通常、お申込みいただいてから2日以内に受領のご連絡をメールでお送りします。
誠に恐れ入りますが、未着の場合はご一報ください。
★本スクールの情報については、以下ご参照ください。http://blog.canpan.info/iihoe/category_30/1
★お問合せは、以下にお願いいたします。IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] Eメール:office.iihoe@gmail.com 電話:03-6280-5944
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