メールマガジン 2017.1月号

「ダイバーシティ」「地域のSR]等についての情報を月刊でお届けしています。
本年より毎月初に当月号を発行し、2016年12月号は欠番となります。

◆◆━━━━━━━━━━━━━http://www.diversityjapan.jp
Diversity = Energy for Community & Organisation
ダイバーシティ研究所◆メールマガジン Vol.125
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [2017.1月号]

謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になりました。

昨年は、これまで人類が築き上げてきた持続可能で安全な社会を
めざそうとする営みに疑問を投げかけるようなニュースが次々と
舞い込み、また熊本地震や台風被害も相次ぎました。私はここ数年で
最も強く、「この1年がどうか、平和でありますように」という
気持ちで正月を迎えたように思います。

平和は願うだけでなく、行動に起こしてこそ実現されるものです。
人の多様性に配慮のある社会づくりをよりいっそう進めることで、
誰も排除されない、平和で人権の守られた社会を築くべく、
ダイバーシティ研究所も微力を尽くしたいと思っております。

さて、ダイバーシティ研究所は今年で発足から10年の節目を
迎えます。ここまで来られたのはひとえに、みなさまからの
ご支援とご指導の賜物です。心から感謝申し上げますとともに、
できればみなさまとともにこの10年を振り返り、これから10年を
展望する機会を持ちたいと考えております。準備が整いましたら
改めてお知らせいたします。

本年もどうぞよろしくお願いします。

代表理事 田村太郎
◆事業紹介◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜ダイバーシティ研究所で展開中の事業を毎号1テーマご紹介〜

【被災者支援拠点運営人材育成事業】
〜災害時の避難生活で被害を拡大しないために〜

近年、日本では地震や水害などの大規模な自然災害が多発していま
す。一方で人口減少や高齢化が進み、地域での助け合いが成り立ち
にくくなっていたり、自治体も人員や財政面で十分な支援が難しく
なっており、これまでの防災の取り組みだけでは災害時に必要な対
処ができなくなってきた現状があります。

ダイバーシティ研究所では2011年の東日本大震災以来、さまざまな
災害において被災者支援活動を展開してきました。その経験・知見
をもとに「災害時の避難生活で被害を拡大しないこと」を目標とし
て被災者支援活動を担う人材の育成と仕組みづくりを進めており、
日本財団が主催し、当研究所が研修実施と事務局を担うかたちで
「被災者支援拠点運営人材育成事業」を2013年から実施しています。

「被災者支援拠点」とは従来の避難所の役割を拡大し、地域全体の
ニーズに対応するための設備、物資、情報、人材を供給する核とし
ての機能をもった場所となることを意味しています。この拠点運営
方法を習得し、多様な被災者のニーズに応え、長期に渡って人的被
害の拡大を防ぐことができる人材「被災者支援拠点運営管理者」の
育成と、複数の「被災者支援拠点」を統括し、より広い地域での資
源・人材の適切な配分や外部との調整を行う「災害時エリアマネー
ジャー」育成を目的に全国各地で研修・訓練を実施しています。

最近では高知県高知市、大分県別府市で自治体と連携して研修・訓
練を実施しており、別府市での「被災者支援拠点」運営訓練の様子
が日本財団ブログで紹介されました。具体的な訓練の内容が写真付
きで詳細に報告されており、当事業をご理解いただくためのよい資
料となっていますので、ぜひご覧ください。

避難所で命が失われないために
-日本財団ブログソーシャルイノベーション探訪
http://blog.canpan.info/nfkouhou/archive/853

今後も全国各地での開催を予定しており、災害時の被災者支援を
担う人材育成を通じて、避難生活で被害を拡大しない仕組みづく
りを推進していきます。

◆トピックス◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜研修生が見たダイバーシティ研究所〜

ダイバーシティ研究所では2016年度より尼崎市職員を研修生として
1年間の派遣受け入れ事業を実施しています。多様な人々の多様な
活動を学び、ダイバーシティをテーマにした事業形成を企画し、今
後の自治体での職務に活かせるよう日々取り組んでもらっています。

その成果のひとつとしてダイバーシティの概念や当研究所の活動を
伝える「あやまが見た! ダイバーシティ研究所レポート」を作成し
てもらい、Webサイトに掲載しました。新鮮な目でダイバーシティ
の必要性や当研究所の日常を伝えています。ぜひご覧ください。

「あやまが見た! ダイバーシティ研究所レポート」
http://diversityjapan.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/AYAMA-report.pdf

・研修生プロフィール
・ダイバーシティの基本的なギモン
・そもそもダイバーシティってどういう意味?
・なぜダイバーシティの考え方が必要なの?
・ダイバーシティ研究所が目指すもの
・誰もが暮らしやすい地域をつくるために
・誰もが働きやすい職場をつくるために
・誰もが活躍できる社会をつくるために
・あやまがダイバーシティ研究所で見た!〜○○だった3つのこと〜

◆講演・研修案内◆━━━━━━━━━━━━━【転送歓迎】━
〜田村太郎が登壇します〜

1 第15回鳥栖市男女共同参画フォーラム(1月21日)
災害に強いまちづくり〜ひとり一人が大切にされる地域をめざして〜
日時:平成29年1月21日(土)13:30〜 ※開場13:00
場所:佐賀県鳥栖市民文化会館小ホール(鳥栖市宿町807番地17)
講師:田村太郎(ダイバーシティ研究所代表理事)
参加費:無料
URL: https://www.city.tosu.lg.jp/4551.htm

2 解決力を磨くための「事業計画のつくり方」 講座
日時:2017年 2月6日(月) 10:00〜16:00
場所:HRCビル4階 第1研修室(大阪市港区波除4-1-37)
アクセス( http://www.jinken-osaka.jp/access/index.html )
講師:田村太郎
参加費・資料代(税込):5,400円
URL: http://www.jinken-osaka.jp/2016/12/2016.html

3 全国ボランティアコーディネーター研究集会2017
日時:2017年3月4日(土) 10:30〜17:30(受付開始10:00)
3月5日(日) 9:30〜15:30(受付開始09:00)
場所:大野城まどかぴあ、大野城市総合福祉センターほか(福岡県大野城市)
参加費:12,000円(一般)、10,000円(JVCA正会員、準会員)
URL: https://jvcc2017.jimdo.com/
*開会・オープニング全体会 3月4日 10:30〜12:30 に田村が登壇

◆お知らせ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜ダイバーシティ講演・研修実施のご相談承ります!〜

ダイバーシティ研究所の研修・コンサルティング事業では、組織の
管理職・社員・職員向け、コミュニティ向けなど様々な対象に向け
た講演・研修等の実施を承っています。

さまざまな角度からダイバーシティについてお話をさせていただい
ております。ご興味がおありの方はお気軽にお問い合わせください。

◇講演・研修テーマ実績
・これからの企業活動とダイバーシティ
・地域における人権啓発のあり方
・企業の社会的責任
・コミュニティビジネス支援
・人権問題解決のための事業計画講座
・災害時要援護者支援ボランティアリーダー養成講座
・多文化共生の街づくり 等

◇お問い合わせは下記まで
東京事務所
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
Tel: 03-6233-9540  Fax: 03-6233-9560
E-Mail: office (at) diversityjapan.jp
((at)を小文字の@に変換してください)

◇詳細: http://diversityjapan.jp/diversity-consulting/

◇「よくあるご質問」コーナーもごご参照ください。
http://diversityjapan.jp/faq/
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【編集後記】今号より中村がメールマガジン編集を担当させて
いただきます。毎月初に当月号の発行を原則とさせていただき、
当号が2017年1月号となります(2016年12月号は欠番)。
2016年は押し迫った28日にも茨城県高萩市で震度6弱の地震
があり、熊本に始まって地震続きの1年でした。2017年は少し
でも安寧な年になることを願っています。(編集担当 中村)
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